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COLUMN

― コラム ―

2022-12-19


歯磨きに「デンタルフロス」をつかっていますか?

こんにちは。
都営三田線「高島平駅」より徒歩2分の歯医者、「高島平くさまデンタルクリニック」です。
 
みなさんは「デンタルフロス」を使っていますか?
歯科を受診するとデンタルフロスをすすめられることが多いですよね。
「使った方が良いことは分かるけど、買ってまでやる必要はあるの?」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
今回は、普段の歯磨きの効果をさらにアップさせるデンタルフロスのお話しをします。
 
 

デンタルフロスをおすすめする4つのメリット

糸状の、歯と歯の隙間に入れることでよごれをとってくれる「デンタルフロス」。
歯磨きだけでは得られない以下のようなメリットがあります。
 

  • ・細菌のかたまり「歯垢(プラーク)」の除去率アップ
  • ・むし歯や歯周病の早期発見、予防
  • ・口臭の軽減
  • ・かぶせものの不具合の早期発見

 
歯垢には、1mg中に1億個以上もの細菌が存在していますが、普段の歯みがきでは歯垢はたった6割程度しかとれていないといわれています。
歯と歯の間は、歯ブラシの毛先が届きにくいところや、構造上届かない部分もあり、一番むし歯になりやすいです。
デンタルフロスを使うことで、この狭い隙間のよごれを取り除くことができ、歯垢除去率は8割と大幅にアップします。
歯と歯の間のむし歯は目視では気付きにくく、知らない間にむし歯が大きく広がってしまうケースも多くあります。
フロスを通した際に、ひっかかる感じがあればむし歯の可能性がありますし、フロスが歯ぐきに当たった時に血がつくと歯ぐきが炎症している可能性があります。
 
むし歯や歯周病の早期発見につながりますし、むし歯の疑いや、炎症が起きているようなら歯科医院に相談に行きましょう。
 
また、被せ物は長く使っているとだんだん隙間ができてくるので、そこからむし歯になったり、被せ物がポロっと取れてしまったりする可能性があります。
 
フロスで、被せ物の引っ掛かりなどの変化に早期に気付くことができれば、治療にかかる期間や費用も軽減できますよね。
 
通した後にツーンとにおいがするのなら、口臭の原因の一つです。
フロスで、歯と歯の間をきれいにすることで口臭も予防できるのも嬉しいメリットです。
 
 

デンタルフロスで毎日のセルフケアの効果アップ

デンタルフロスには巻き糸タイプやホルダータイプ、糸自体に蜜ろうでコーティングして滑りを良くしたワックスタイプや、よごれが絡まりやすいアンワックスタイプのもの、フロスの糸の太さもさまざまです。
 
間違った使用方法で歯ぐきを傷つけてしまったり、歯の隙間を広げてしまうこともありますので、患者さんに合った清掃用具の提案をさせていただきます。
 
お子さん用のフロスもありますので、お子さんの日々のむし歯予防の意識づけの為にも歯ブラシと合わせて使うことをおすすめします。
 
フロスのタイミングは、就寝前の歯みがきの後に行うのが一番効果を発揮します。
 
寝ている間はお口が乾燥し、細菌が活発になり、むし歯や歯周病のリスクが高くなるので、寝る前は特にきれいにしましょう。
 
 
高島平くさまデンタルクリニックでは、患者さんのお口の状態にあったフロスを選び、使い方も丁寧に説明させていただきます。
デンタルフロスを正しく使用し、一緒に良いお口の状態を維持していきましょう。

 

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