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COLUMN

― コラム ―

2022-06-22


CATEGORY  |  歯周病

歯周病を放置したら、どうなりますか?

こんにちは。
都営三田線「高島平駅」より徒歩2分の歯医者、「高島平くさまデンタルクリニック」です。
 
「歯ぐきが腫れたけれど、寝たら腫れが引いたから大丈夫」「違和感があるけれど痛みはないから問題ない」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
風邪を引いたときなどは、ゆっくり身体を休めると治ったりすることもありますよね。
「歯周病は自然に治らないの?」と患者さんから聞かれることも多くあり、皆さん同じ悩みを抱えて来院されます。
ズバリ、歯周病は自然治癒することがありません
では、歯周病を放置してしまったらどうなってしまうのでしょうか。
 
 

見えないうちに進行する歯周病

予防歯科が重要視されてきている中、未だに30歳代以上の約8割が歯周病になっているといわれています。
歯ブラシや歯間ブラシでお手入れをしていたら血が出た、なんてことはありませんか?
この時点で歯周病菌の攻撃は始まっています。
 
歯周病は、初期段階では自覚症状があまりないのが特徴です。
むし歯のような痛みも初期段階では出ることが少なく、自分が歯周病になっていると気付いていない方がほとんどでしょう。
初めは歯ぐきが腫れたり、血が出たりと小さな症状が続きます。
腫れも、症状が出たり、落ちついたりを繰り返すことが多く、歯科医院を受診するタイミングを逃してしまう……なんてことも。
 
このまま歯周病が進行していくと、腫れの回数が増えたり、痛みや膿が出てきたりと症状がだんだん重くなっていきます。
こんな症状が現れたときは、すでに歯を支えている骨が溶けているサインです。
歯を支える顎の骨が溶けると、歯ぐきが下がってきて歯が伸びているように感じたり、グラグラ揺れたりが続き、最終的にはポロっと自分の歯が抜けてしまいます。
 
 

毎日のお手入れとプロのケアで歯周病を食い止めましょう

歯周病が進行していくと、健康だったときの歯ぐきの状態には戻る可能性は低く、一度溶けてしまった骨は戻りません。
しかし、歯周病の原因菌を取り除いてあげることで進行を食い止めることは、大いに可能です。
 
そのためには、患者さんだけの力ではなく、歯科医院での定期的な検診とクリーニングもとても大切です。
自分の歯を失うことのないように、一緒にお口の健康を守っていきましょう。
 
 
当院では、患者さんのお気持ちに寄り添い、満足と納得の得られる治療を提供しています。
痛みがなくても、歯周病かも知れない……と感じた方はお気軽にご相談ください。

 

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