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COLUMN

― コラム ―

2024-01-23


CATEGORY  |  歯周病

歯周病とはどんな病気?歯周病と全身の健康の関係について

こんにちは。
都営三田線「高島平駅」より徒歩2分の歯医者、「高島平くさまデンタルクリニック」です。
 
歯周病とは、歯を支える歯ぐきや骨(歯槽骨)が破壊されていく病気です。
進行すると徐々に歯がグラグラと揺れだし、最終的には歯を抜かなければなることも。
 
2018年に行われた「永久歯の抜歯の原因調査」では、歯を失う原因で一番多かったのが歯周病でした。


(参照:厚生労働省e-ヘルスネット「歯の喪失の原因」 より) >

 
近年多くの研究から、歯周病はお口の中だけではなく、さまざまな全身疾患へリスクをもたらす可能性があることがわかってきました。
 
今回は、歯周病と全身の疾患がどのように影響しあっているのかをお伝えします。
 
 

歯周病と全身の健康の関係

お口のケアを怠ることで、歯と歯ぐきの境目にこびりつく歯垢(プラーク)や歯石の中にいる細菌歯周病の進行の原因です。
歯垢(プラーク)1mgの中には1億個以上もの細菌がいるといわれています。
この細菌たちが歯ぐきの毛細血管から血管内に入り込み、全身に流れ、さまざまな全身の疾患に影響を及ぼすのです。
 
特に糖尿病は、歯周病と互いに影響しあっており、歯周病になると糖尿病が悪化し、また、糖尿病になると歯周病が悪化するといわれています。
歯周病菌によって起きた炎症から作り出される毒素が、血糖値を下げるインスリンの働きを弱め、糖尿病を悪化させてしまうのです。
 
また、歯周病治療を行うことで、血糖コントロールの指標となるHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の数値が改善されることがわかってきており、糖尿病の患者さんへの歯周治療が推奨されています。
 
他にも、

・心疾患
・慢性腎臓病
・呼吸器疾患
・骨粗しょう症
・関節リウマチ
・悪性新生物(がん)
・早産・低体重児出産

などさまざまな全身疾患や症状と関連していると言われています。


(参照:厚生労働省e-ヘルスネット「口腔の健康状態と全身的な健康状態の関連」 より  >

 
 

全身の健康のためにできる歯周病予防

歯を失うだけではなく、全身のさまざまな病気に関わっている歯周病ですが、初期は自覚症状が出にくいため、気づかないうちに進行してしまうことが少なくありません。
だからこそ、早期発見のために歯科医院での定期的な検診を受け、継続的なケアを行うことが重要です。
また、ご自身でも食後や就寝前の歯磨きや、デンタルフロスを取り入れた歯間ケアなどをしっかり行うことで、歯周病を予防できます。
 
高島平くさまデンタルクリニックは「歯周病の予防」に力を入れています。
皆さんが健康な生活を送れるよう、歯周病治療や予防・クリーニングなどでサポートしていますので、ぜひ定期検診にお越しください。
お困りごとがある方、むし歯・歯周病治療や検診ご希望の方など、24時間ネットからご予約をお取りいただけます。

歯周病のセルフチェックや治療について詳しくはこちら >

 

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